‘よい子’をやるにあたり
往々にして我慢することが多かった
子どもらしい願望を抑え込み、ルールだとか常識だとかに従って
そんなこんなで麻痺してしまって、もう自分の願望が何だったかさえも分からなくなってしまって
勿論、‘よい子’をやるメリットがあるので
プロテクションとして‘よい子’をやる時期があるのは仕方のないことだ、と思う(ええ、自己弁護でもありますw)
‘よい子’をやるメリットとは
(勿論、違う結果のこともあるけれど)
・嫌われずに済む
・愛される
・攻撃されない
・自分に向き合わなくて逃げられる
特に攻撃しないでという想いは強烈だったなぁ…
自分で自分を「非力だ」と認識しているが故に
隠蓑を被っている
恐れの中に在って、ブルブル震えているのだから
時期が来て、自分から出てくるまでは手出しができない
我慢と引き換えに手にした仮初の安住は、欺瞞に満ちているので、必ず破綻する時が来る
わたしの母が
「貴女には我慢させ過ぎた」と悔悛したことがあったけど
寧ろ逆なんじゃないかと思う
わたしがうんと我慢するので
母が我慢させる側に回ったんだ
我慢しなければ、我慢させる人が消える
結局、一人相撲