この世の法則 シュタイナー

あの世とこの世で違う時間法則

引用文は

松村潔先生の著書『タロットの神秘と解釈』から

 死後、地縛霊となって同じ場所にずっと数百年とどまる存在がいるという話だが、それは執念とかに支配されているのではなく、単純に時間を自発的に回すということを、生前学習しなかったからだ。

例えば、ある感情に浸される。すると、その感情に浸ったまま、じっとしている人はたくさんいる。この場合、地球の回転に任せて時間が動くと、ある一定時間が経過すると気分が変わり、同じ感情は維持できないことがわかる。感情は意識的に扱っている人は少なく、地球の回転に任せているということだ。

地球の回転に任せて

タロットのVII 戦車の馬車は、ちっとも動いていない。

カモワン版タロット VII 戦車

車輪はお飾り。けれども、地球は自転しているから無自覚なまま移動している。

ちょっと、ホロスコープで見てみましょう。

4分で1°動く(すなわち24時間で360° 一周する)

4分×30°=120分(2時間)

一つのハウスが30°だから、2時間後には、隣のハウスへ

お分かりいただけただろうか?
5ハウスにあった太陽は4ハウスへ
2ハウスだった月は1ハウスへ

ちょっと空に目をやると

お日さま若しくは月は、時計回りに弧を描いて動く。

(実際には地球号が、反時計周りに自転しているのだが…)

ホロスコープに話を戻して、ハウスはいわば舞台ですから

2時間経てば、地球に運ばれて別の舞台装置に突入しているわけで、そりゃあmood気分も変わりますね。

要注意なのは、この

「時薬(ときぐすり)」とも「日にち薬」とも言われる

Time cures all things.

時は全てを癒してくれる。

は、肉体を持って地上で生きている者には有効。

けれども、霊界は刻々と過ぎ去っていく時間は存在しません。

シュタイナーは霊界では、時間はあたかも空間であるかのように、自分で歩かないと進まないといった。霊界といわず、高次な領域、四次元領域よりも上に行くと、もう時間は自動的に動いてくれない。

霊界では「はい、時間です。次のフェーズです」と外から制約を受けない。

楽しい♪時間はあっという間に過ぎ

「苦しい」「辛い」時間はびょーーーんと延びて、その延び方が極端なので、地縛霊 数百年…ということに。

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5分後に、ぽっくり死ぬかも知れません。

うかうか自己憐憫に浸ってられないですね。

あの世とこの世は地続きで

全く異世界転生ではないんですよ。

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